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【島津義久・義弘】関ケ原で負けた島津家に61万石の価値があると思わせたマーケティング力
2021/8/19
敗れた西軍の中で、本領安堵を獲得した島津家の巧みさ 西郷隆盛や大久保利通など明治維新で多くの人材を輩出した島津家は、戦国時代には、島津義久という名将の元で、九州全土を、あと一歩で制覇するところまで行き ...
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【柳生宗矩】剣術に付加価値を加えて差別化に成功し1万石の大名へ
2021/8/19
剣術に禅の精神性・思想性を加えて差別化した柳生宗矩 柳生十兵衛が有名な柳生家は、現在の奈良市の柳生町周辺にあった柳生庄の土豪として、戦国時代には松永久秀の配下として、大和国内の戦などで活躍していました ...
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【佐竹義宣】先代や一門の介入により、関ケ原で動けなかった御家家事象
2021/5/27
佐竹家内で過半数を確保できずに動けなかった佐竹義宣 この「戦国でSWOT」でも何度かと言及している戦国時代における持ち株比率と支配権の問題が、佐竹義宣が率いる佐竹家内にも起きておりました。 佐竹家は、 ...
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【真田昌幸】戦国時代に投機と投資を使い分けた生き残り戦略
2021/8/19
現代にも通じる中小大名の生き残り戦略の巧みさ 戦国時代は、乱高下の激しい時の証券市場のように、一つの判断を誤るだけで大損失ならぬ大被害に合い、御家の滅亡に繋がります。 特に、真田家のような10万石以下 ...
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【本願寺顕如】一向宗のネットワーク力が信長のランチェスター戦略に敗れる
2021/8/19
ランチェスター戦略で各個撃破された本願寺のネットワーク 経済的に豊かな尾張、美濃と畿内の半数を支配下に置いた巨大な織田信家に対して、足利義昭の旗振りの元で、反織田勢力は、本願寺の一向一揆勢力を中心に、 ...
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【肝付兼亮】ビジョンの違いによって母や兄嫁によって追放される
2021/8/19
現代でも起こりうる肝付兼亮の当主解任の理由 耳慣れない方も多い肝付氏は、現在の鹿児島県の東部にあたる大隅国の名族で、戦国時代においては、薩摩の島津家と互角に渡り合うだけの実力を持っていました。 肝付兼 ...
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【浅井長政】信長との同盟を破棄した浅井家の御家事情
2021/8/19
同盟を破棄した浅井家の組織的な事情 現在の滋賀県長浜市を拠点としていた浅井長政は、織田信長の妹お市の方を妻とし、信長の京への上洛を支援するなど、良き同盟者でした。 浅井家は、北近江の豪族たちの旗頭的な ...
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【毛利元就】小早川隆景が実践し、理念の浸透に成功した毛利家
2021/8/19
元就の理念の浸透が、脆い豪族の連合体を幕末まで維持 現在の広島県安芸高田市周辺の地方豪族であった毛利家は、毛利元就の代になって、その知略と才覚でもって、安芸、備後など中国地方の大半を領国とする112万 ...
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【最上義光】死後わずか8年で山形57万石を失った最上家の派閥争い
2021/8/19
急成長した組織の歪みが、最上家の改易を招く 最上義光は、独眼竜の伊達政宗の伯父で、没落していた名門の羽州探題の最上家を山形57万石の大大名にまで押し上げた人物です。 しかし、その知名度は、甥でライバル ...
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【織田信長】織田家のマズロー的報酬システムを含んだ人事制度
2021/8/19
豊臣秀吉や明智光秀を輩出した織田信長の人事制度 戦国時代に、革新的な事績を残した戦国大名と言えば、織田信長を思い浮かべる方が多いと思います。 ただ、昨今の研究では、かの有名な楽市楽座を初めに導入したの ...