【諏訪頼忠】果敢に判断力を駆使して大名として復帰する

2021/5/7

諏訪頼忠の革新的な決断で大名に復帰する 一所懸命とは「自分の名字の由来する土地に命を懸ける」という意味・語源の四字熟語です。 戦国時代の武士たちにとって、先祖代々の土地は、自分の命以上に大事で、生死を懸けて守るものでした。 諏訪家と言うとかなりマイナーな信濃の戦国大名家ですが、2021に週刊少年ジャンプで北条時行を主人公にした「逃げ上手の若君」という漫画が始まった事で、広くその名前を知られるようになったと思います。 主人公の時行を助けるのが、鎌倉時代末期の諏訪家当主である諏訪頼重です。 色々と脚色はされて ...

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【番外編#1】現代と戦国時代における後継者としての婿養子システム

2021/4/20

現代でも戦国時代でも、婿養子は有力な後継者獲得システム 婿養子というのは、日本の独特な風習に基づく家名と財産等の相続システムです。 子どもに女子しかいない場合において、家名と財産を存続させるために、娘婿を戸籍上において養子縁組する事を指します。 (現代では、苗字を妻側に変えるだけなのは、財産などの相続権を有しないため、厳密には婿養子ではありません。) 戦国時代や江戸時代では、女子の相続権が認められていないため、男子が生まれない場合は、親戚のものや有力な人材に娘を娶らせて、後継者として迎えいれる事が、一般的 ...

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【今川氏真】公家文化などの無形資産で事業を再構築

2021/4/10

父義元から受け継いだ公家文化で事業を再構築した今川氏真 今川家といえば、戦国時代に当主の義元が、織田信長に敗れた桶狭間の戦いが有名です。 後を継いだ今川氏真が、武に疎く、和歌や蹴鞠など公家文化を愛するあまりに、統治が疎かになって滅亡したと思われています。 父の義元も、お歯黒で輿に乗るなど、公家の風習に被れてひ弱だったため、信長に敗れたと考えられがちです。 実際は、武田家や北条家と渡り合いながら、駿河、遠江、三河を支配し、東海一の弓取りと呼ばれる有能な戦国大名でした。 お歯黒や輿の利用についても、それを許さ ...

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【大友宗麟】キリスト教国建設の野望による組織の崩壊

2021/3/25

宗麟の壮大な野望によって大友家の崩壊を招く 大友宗麟の大友家は、九州の名門の家柄です。 鎌倉幕府の設立ごろの1196年に、大友家初代の大友能直が豊前・豊後両国守護兼鎮西奉行に任じられています。 他の戦国大名と同様に、家督相続にあたってトラブルがありました。 宗麟は、父と異母弟とその支持派を粛正して大友家中の一本化を図りました。 この時の家督争いのトラウマが後々に影響を与えます。 宗麟は先見性があり、フランシスコ・ザビエルに布教を許すなど、海外との貿易ルートの確保を図ります。 積極的に海外の文化や技術の導入 ...

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【京極高次】転落した守護大名が家名と親族の力で戦国大名に復帰

2021/3/7

家名と親族の力で大名に復帰し幕末まで存続した京極家 現代でも、大手上場企業が業績悪化により倒産し、支援企業の元で業績を回復して、再上場を果たす例があります。 例えば、牛丼チェーンの大手の吉野家は、1980年の倒産からセゾングループの傘下となり支援を受けつつ、1990年に再度上場を果たす波乱万丈の歴史を持っています。 戦国時代にも、似たような経緯で、大名がいました。それが京極家です。 京極家は、守護大名から零落して、信長や秀吉の支援を受けて、戦国大名に復帰し、幕末まで存続しました。 京極高次の京極家は、室町 ...

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【田中将大投手の楽天復帰】伊達成実が、5年ぶり仙台藩復帰決定!

2021/3/3

アメリカメジャーリーグのヤンキースに所属してた田中将大投手が、8年ぶりに古巣の楽天イーグルスに復帰するというニュースがありました。 東北の仙台を本拠地とする楽天は、ここ数年はFAで実績のある選手の獲得を行っていましたが、2021年はコロナの影響もあり、補強がうまくできませんでした。 しかし、そのコロナの影響で、楽天のエースだった田中将大投手の復帰が決まり、最大の補強に成功しました。 戦国時代にも同じぐらい強力な戦力の復帰がありました。 それは仙台藩の伊達家にいた伊達成実の復帰です。 伊達成実は、片倉景綱の ...

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【バイデン大統領就任】徳川秀忠二代目征夷大将軍就任、大阪方への警戒を強化

2021/3/3

1/20にバイデン次期大統領が就任式をワシントンで行うようですが、過激なトランプ大統領支持者による暴動やテロを警戒して、州兵による警備体制を強化しているという報道がありました。 自由と民主主義の法治国家として、世界のリーダーを標榜していたアメリカで、大統領選挙に関する混乱が未だに続いており、就任式後も予断を許さない状態が継続しそうです。 現在、アメリカの政権移譲に過去にない緊張感が走っています。 これは、戦国時代でも同じです。 関ケ原の戦いのあとに、実権を獲得した徳川家康は、征夷大将軍に就任し、すぐに秀忠 ...

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【ソフトバンクの情報漏洩】徳川家元家臣による情報漏洩

2021/3/3

先日、ソフトバンクが楽天モバイルに転職した元社員が不正競争防止法違反の容疑で逮捕されたと発表しました。 元社員がソフトバンクから5Gなどの技術情報を不正に持ち出したとしています。 いつの時代でもライバルの機密情報は、喉から手が出るほど欲しい重要なものです。 これは、戦国時代でも同じです。 豊臣秀吉が小牧長久手の戦いで徳川家康と講和した後、突如、徳川家の機密情報に詳しい立場である腹心の石川数正が出奔し、秀吉の直参大名となりました。 出奔の理由については、いろいろな説があります。 8万石の大名身分に目が眩んだ ...

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【豊臣秀頼】放任型リーダーシップが大阪の陣での豊臣家滅亡を招く

2021/1/1

豊臣秀頼の放任型リーダーシップが招いた大阪の陣 過酷な戦国時代において、一番重要な能力はリーダーシップであると言えます。 戦国大名たちは、大なり小なりリーダーシップを発揮し、一門衆や家臣たち数多くの仲間を率いて、死線をくぐり抜けていく事を求められています。 豊臣秀吉亡き後に、徳川家康が豊臣恩顧の武断派大名たちから強く支持を受けたのは、そのリーダーシップを期待されたからだと思います。 徳川家康の行動を見る限り、自分の地位を利用し、奉行衆に批判的な大名たちに対して好意的な態度を示しすなど、意図的にリーダーシッ ...

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番外編:【上杉斉憲】謙信ブランドを改革できずに戊辰戦争で敗戦

2020/12/18

ブランド改革できずに戊辰戦争で敗軍となった上杉米沢藩 米沢藩の藩祖である上杉謙信は、戦を得意とする武のイメージと、関東管領として関東諸侯を救援する義のイメージがあります。 遺領を継承した上杉景勝は、軍神と恐れらて義将と頼られた謙信のイメージをブランド化して、上杉家の組織力の強化の求心材料としていたこともあり、関ヶ原の戦いでは恩義ある豊臣家や石田三成に組します。 徳川家康を激怒させたと言われる「直江状」などは謙信ブランドの武と義のイメージの真骨頂かもしれません。 関ヶ原の戦いでの敗戦による減封などは、謙信ブ ...

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SWOT分析

2021/5/7

【諏訪頼忠】果敢に判断力を駆使して大名として復帰する

諏訪頼忠の革新的な決断で大名に復帰する 一所懸命とは「自分の名字の由来する土地に命を懸ける」という意味・語源の四字熟語です。 戦国時代の武士たちにとって、先祖代々の土地は、自分の命以上に大事で、生死を懸けて守るものでした。 諏訪家と言うとかなりマイナーな信濃の戦国大名家ですが、2021に週刊少年ジャンプで北条時行を主人公にした「逃げ上手の若君」という漫画が始まった事で、広くその名前を知られるようになったと思います。 主人公の時行を助けるのが、鎌倉時代末期の諏訪家当主である諏訪頼重です。 色々と脚色はされて ...

番外編

2021/4/20

【番外編#1】現代と戦国時代における後継者としての婿養子システム

現代でも戦国時代でも、婿養子は有力な後継者獲得システム 婿養子というのは、日本の独特な風習に基づく家名と財産等の相続システムです。 子どもに女子しかいない場合において、家名と財産を存続させるために、娘婿を戸籍上において養子縁組する事を指します。 (現代では、苗字を妻側に変えるだけなのは、財産などの相続権を有しないため、厳密には婿養子ではありません。) 戦国時代や江戸時代では、女子の相続権が認められていないため、男子が生まれない場合は、親戚のものや有力な人材に娘を娶らせて、後継者として迎えいれる事が、一般的 ...

SWOT分析 事業承継

2021/4/10

【今川氏真】公家文化などの無形資産で事業を再構築

父義元から受け継いだ公家文化で事業を再構築した今川氏真 今川家といえば、戦国時代に当主の義元が、織田信長に敗れた桶狭間の戦いが有名です。 後を継いだ今川氏真が、武に疎く、和歌や蹴鞠など公家文化を愛するあまりに、統治が疎かになって滅亡したと思われています。 父の義元も、お歯黒で輿に乗るなど、公家の風習に被れてひ弱だったため、信長に敗れたと考えられがちです。 実際は、武田家や北条家と渡り合いながら、駿河、遠江、三河を支配し、東海一の弓取りと呼ばれる有能な戦国大名でした。 お歯黒や輿の利用についても、それを許さ ...

SWOT分析 理念

2021/3/25

【大友宗麟】キリスト教国建設の野望による組織の崩壊

宗麟の壮大な野望によって大友家の崩壊を招く 大友宗麟の大友家は、九州の名門の家柄です。 鎌倉幕府の設立ごろの1196年に、大友家初代の大友能直が豊前・豊後両国守護兼鎮西奉行に任じられています。 他の戦国大名と同様に、家督相続にあたってトラブルがありました。 宗麟は、父と異母弟とその支持派を粛正して大友家中の一本化を図りました。 この時の家督争いのトラウマが後々に影響を与えます。 宗麟は先見性があり、フランシスコ・ザビエルに布教を許すなど、海外との貿易ルートの確保を図ります。 積極的に海外の文化や技術の導入 ...

SWOT分析 戦国SWOT一覧

2021/3/7

【京極高次】転落した守護大名が家名と親族の力で戦国大名に復帰

家名と親族の力で大名に復帰し幕末まで存続した京極家 現代でも、大手上場企業が業績悪化により倒産し、支援企業の元で業績を回復して、再上場を果たす例があります。 例えば、牛丼チェーンの大手の吉野家は、1980年の倒産からセゾングループの傘下となり支援を受けつつ、1990年に再度上場を果たす波乱万丈の歴史を持っています。 戦国時代にも、似たような経緯で、大名がいました。それが京極家です。 京極家は、守護大名から零落して、信長や秀吉の支援を受けて、戦国大名に復帰し、幕末まで存続しました。 京極高次の京極家は、室町 ...

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現代にも通じる中小大名の生き残り戦略の巧みさ 戦国時代は、乱高下の激しい時の証券市場のように、一つの判断を誤るだけで大損失ならぬ大被害に合い、御家の滅亡に繋がります。 特に、真田家のような10万石以下 ...

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豊臣秀吉や明智光秀を輩出した織田信長の人事制度 戦国時代に、革新的な事績を残した戦国大名と言えば、織田信長を思い浮かべる方が多いと思います。 ただ、昨今の研究では、かの有名な楽市楽座を初めに導入したの ...

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剣術に禅の精神性・思想性を加えて差別化した柳生宗矩 柳生十兵衛が有名な柳生家は、現在の奈良市の柳生町周辺にあった柳生庄の土豪として、戦国時代には松永久秀の配下として、大和国内の戦などで活躍していました ...

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