【雑賀衆】巨大な戦力に対する小さな組織の失敗例

2020/11/16

巨大な組織の参入に対する小さな組織が採るべき戦略 戦国時代に鉄砲を所持した傭兵集団の雑賀衆は、大阪の石山合戦で反信長の急先鋒として戦った存在として有名です。 雑賀孫一というリーダーの元で、攻め寄せる信長軍に辛酸を舐めさせたというイメージが強い雑賀衆ですが、実際は和歌山県の紀ノ川周辺に点在する5つのエリアの地侍の集合体でした。 鉄砲の技術による傭兵を生業とする事もあったため、敵味方に分かれて戦うこともあったようです。 それぞれ「雑賀荘」「十ヶ郷」「中郷」「南郷」「宮郷」という5つの地域が合議制によって方針を ...

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【伊東祐兵】負けても諦めないその行動が伊東家を大名復活に導く

2020/11/8

情報とネットワークを活用してに10年越しに大名として旧領回復 戦国時代の常として、勢力を拡大して繁栄したいたのに、急成長した周辺国や敵対勢力に攻められて、国を失うのは日常茶飯事です。 それは現代の企業においても、一定の市場シェアを獲得していたのに、急成長を始めた競合にシェアを奪われて業績が悪化して倒産する事は当たり前に起きる事です。 まれに、倒産した企業が持つブランド力や情報、ノウハウが評価されて、資金力が豊富な巨大な支援企業が表れる事があります。 最近では、資金や人的、物的な支援を受けながら、自社の強み ...

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【津軽為信】情報力と行動力で独立に成功した弘前藩の創業者

2020/10/11

強力な情報力と諦めない行動力で独立に成功した津軽為信 成功している企業の創業者の多くが持っている要素として、ターゲットとする市場の動向や、目に見えないニーズなどを引き出す情報力も重要ですが、やはり失敗をしても諦めない行動力が重要な能力だと思います。 ホンダの創業者の本田宗一郎氏も、オートバイの開発に何度も失敗をし倒産の危機に瀕しても、銀行などからの支援を受けながら、諦めずにチャレンジを続けて開発に成功し、世界のホンダの足掛かりとしました。 戦国時代にも、南部家からの独立を掛けて戦いながら、何度も西上にチャ ...

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【鍋島直茂】主家簒奪のイメージで評価を下げてる強力なリーダーシップ

2020/10/11

もっと評価されても良いはずの鍋島直茂のリーダーシップ 戦国時代の九州における戦国大名御三家と言えば、大友家、島津家、龍造寺家というイメージがあります。 肥前の国人レベルから肥前、筑後、筑前、肥後や豊前の一部を支配する大名にまで押し上げたのが龍造寺隆信です。 そして「肥前の熊」という異名を持つ隆信を一門衆として支えたのが、従兄弟にあたる鍋島直茂です。 肥前を統一するまでの厳しいころは、直茂は厚い信頼を寄せられていたようですが、その距離の近さから、隆信に対して諫言する事も多かったようで、支配領域が北九州に拡大 ...

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【来島通総】大名になった村上海賊の男

2020/10/11

戦国時代になると、島嶼部に住む人々は、自らの航海術や操船技術などを活用して、周辺海域での略奪行為や通商などで生計を立てるよになりました。 また、近隣の戦国大名の依頼で、物資や兵員の海上輸送で間接的に協力したり、水上の兵力として軍事力を提供する事で直接的に関わる事も増えました。 戦国の頃には、纏まりを持って活動をする島嶼部の人々は、海賊や水軍と呼ばれるようになりました。 その中でも有名なのが、織田信長による石山合戦で、織田家の九鬼水軍と対峙した毛利家の村上水軍です。 村上水軍は、現在の広島と愛媛の間の因島を ...

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【長宗我部元親】無理な事業継承による組織力の低下が御家取り潰しを招く

2020/10/11

事業継承時の人材の損失による組織力の低下 長宗我部家は、現在の高知県を長曾我部元親の代で統一をすると、織田信長と誼を通じるなど、中央の勢力状況を見ながら、四国をほぼ勢力下に収めるまでに急成長しました。 一代で四国をほぼ制覇した長宗我部元親は、毛利元就や伊達政宗、島津義久・義弘たちに匹敵する英雄である事は間違いありません。 土佐という辺鄙で農業生産力の高くない地域から、下記の要素を重要視していたと思われます。 一領具足による兵力の供給システム 一門衆や重臣の意見を聞き入れる組織力 中央とのネットワークと情報 ...

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【堺の会合衆】経営資源と茶の湯が生み出す政治力が、天下統一を支える

2020/10/10

堺の経営資源と茶の湯による政治力で統一政権と向き合う 応仁の乱以降、現在の大阪の堺市は、国際及び国内貿易の拠点として栄えました。 戦国時代に、キリスト教の布教のために来日していたガスパルヴィレラは「ベニスのように執政官によって治められている」と著書に記しており、ルイスフロイスも「東洋のベニス」と当時の堺を表現していました。 当時の堺は、日本でも有数の商業都市であり、莫大な資金力とその資金で雇入れた浪人衆による軍事力を有し、会合衆という有力な商人たちによる合議制で統治運営された自治都市でもありました。 戦国 ...

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【石田三成】島津家を事業再生をさせた戦国の中小企業診断士・コンサルタント

2020/10/10

優秀な実務家で外様大名からの信頼も厚かった石田三成 石田三成というと一昔前までは、豊臣政権を裏で牛耳った悪役というイメージでしたが、最近では超がつくほど有能な実務官僚だったとキャラクター像も変わってきています。 また、ほとんどの大名から嫌われており、その人望の無さが原因で、関ヶ原の戦いで負けたというような評価をされていた事もあったようですが、実際はそのような簡単なものではなかったようです。 西軍 東軍 豊臣家譜代大名 石田三成、小西行長、増田長盛、長束正家、脇坂安治、織田秀信 加藤清正、福島正則、黒田長政 ...

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【真田幸村】実力をアピールする機会がなかった不運の名将

2020/10/10

類まれなる武略と知略をプロモーションできなかった真田幸村の不運 1567年生まれの武将は、プラチナ世代とも言うべき人材が揃っています。 独眼竜こと伊達政宗や日本無双と呼ばれた立花宗茂に続いて、小早川秀包、秋月種長、有馬晴信など大名クラスが、真田幸村と同学年となります。 伊達政宗 仙台 62万石 立花宗茂 筑後柳河 10万石 小早川秀包 筑後久留米 13万石 秋月種長 高鍋 2万7千石 有馬晴信 日野江 4万石 真田幸村 不明 1万9千石   関ヶ原の戦いで東軍についた伊達政宗などは江戸時代を通じ ...

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【立花宗茂】人間性というブランド力で大名に返り咲く

2020/10/10

立花宗茂は、関ヶ原の敗戦で失った旧領を取り戻せた唯一の戦国大名 1600年に起きた関ヶ原の戦いで負けた西軍諸侯で、改易となり領地を没収された大名が、もう一度大名として復活できたのは、非常にまれです。 その中でも、10万石以上を得たのは、丹羽長重と立花宗茂の2名のみです。 しかも、かつての旧領(筑後柳河)へ復帰できたのは、この立花宗茂ただ一人。 立花宗茂が大名として復帰できた最大の理由は、そのブランド力の高さだと思います。 豊臣秀吉や徳川家康などの最高権力者からも、その才能と人物性を認められ、同僚でもあった ...

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SWOT分析 差別化 戦国SWOT一覧

2020/11/16

【雑賀衆】巨大な戦力に対する小さな組織の失敗例

巨大な組織の参入に対する小さな組織が採るべき戦略 戦国時代に鉄砲を所持した傭兵集団の雑賀衆は、大阪の石山合戦で反信長の急先鋒として戦った存在として有名です。 雑賀孫一というリーダーの元で、攻め寄せる信長軍に辛酸を舐めさせたというイメージが強い雑賀衆ですが、実際は和歌山県の紀ノ川周辺に点在する5つのエリアの地侍の集合体でした。 鉄砲の技術による傭兵を生業とする事もあったため、敵味方に分かれて戦うこともあったようです。 それぞれ「雑賀荘」「十ヶ郷」「中郷」「南郷」「宮郷」という5つの地域が合議制によって方針を ...

SWOT分析 戦国SWOT一覧 理念

2020/11/8

【伊東祐兵】負けても諦めないその行動が伊東家を大名復活に導く

情報とネットワークを活用してに10年越しに大名として旧領回復 戦国時代の常として、勢力を拡大して繁栄したいたのに、急成長した周辺国や敵対勢力に攻められて、国を失うのは日常茶飯事です。 それは現代の企業においても、一定の市場シェアを獲得していたのに、急成長を始めた競合にシェアを奪われて業績が悪化して倒産する事は当たり前に起きる事です。 まれに、倒産した企業が持つブランド力や情報、ノウハウが評価されて、資金力が豊富な巨大な支援企業が表れる事があります。 最近では、資金や人的、物的な支援を受けながら、自社の強み ...

SWOT分析 リーダーシップ 戦国SWOT一覧

2020/10/11

【津軽為信】情報力と行動力で独立に成功した弘前藩の創業者

強力な情報力と諦めない行動力で独立に成功した津軽為信 成功している企業の創業者の多くが持っている要素として、ターゲットとする市場の動向や、目に見えないニーズなどを引き出す情報力も重要ですが、やはり失敗をしても諦めない行動力が重要な能力だと思います。 ホンダの創業者の本田宗一郎氏も、オートバイの開発に何度も失敗をし倒産の危機に瀕しても、銀行などからの支援を受けながら、諦めずにチャレンジを続けて開発に成功し、世界のホンダの足掛かりとしました。 戦国時代にも、南部家からの独立を掛けて戦いながら、何度も西上にチャ ...

SWOT分析 リーダーシップ 戦国SWOT一覧

2020/10/11

【鍋島直茂】主家簒奪のイメージで評価を下げてる強力なリーダーシップ

もっと評価されても良いはずの鍋島直茂のリーダーシップ 戦国時代の九州における戦国大名御三家と言えば、大友家、島津家、龍造寺家というイメージがあります。 肥前の国人レベルから肥前、筑後、筑前、肥後や豊前の一部を支配する大名にまで押し上げたのが龍造寺隆信です。 そして「肥前の熊」という異名を持つ隆信を一門衆として支えたのが、従兄弟にあたる鍋島直茂です。 肥前を統一するまでの厳しいころは、直茂は厚い信頼を寄せられていたようですが、その距離の近さから、隆信に対して諫言する事も多かったようで、支配領域が北九州に拡大 ...

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2020/10/11

【来島通総】大名になった村上海賊の男

戦国時代になると、島嶼部に住む人々は、自らの航海術や操船技術などを活用して、周辺海域での略奪行為や通商などで生計を立てるよになりました。 また、近隣の戦国大名の依頼で、物資や兵員の海上輸送で間接的に協力したり、水上の兵力として軍事力を提供する事で直接的に関わる事も増えました。 戦国の頃には、纏まりを持って活動をする島嶼部の人々は、海賊や水軍と呼ばれるようになりました。 その中でも有名なのが、織田信長による石山合戦で、織田家の九鬼水軍と対峙した毛利家の村上水軍です。 村上水軍は、現在の広島と愛媛の間の因島を ...

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現代にも通じる中小大名の生き残り戦略の巧みさ 戦国時代は、乱高下の激しい時の証券市場のように、一つの判断を誤るだけで大損失ならぬ大被害に合い、御家の滅亡に繋がります。 特に、真田家のような10万石以下 ...

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豊臣秀吉や明智光秀を輩出した織田信長の人事制度 戦国時代に、革新的な事績を残した戦国大名と言えば、織田信長を思い浮かべる方が多いと思います。 ただ、昨今の研究では、かの有名な楽市楽座を初めに導入したの ...

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剣術に禅の精神性・思想性を加えて差別化した柳生宗矩 柳生十兵衛が有名な柳生家は、現在の奈良市の柳生町周辺にあった柳生庄の土豪として、戦国時代には松永久秀の配下として、大和国内の戦などで活躍していました ...

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